
ブラジル人FWユーリ・アラウージョは2025年夏、ポルトガル2部アカデミコ・デ・ヴィゼウFCを退団。すでに来日していることから、Jリーグ移籍が決定的とみられるが、横浜F・マリノスが新天地であるかもしれない。
現在29歳のアラウージョは、身長170センチで左利きのウインガー。ブラジル出身だが、2013年の海外挑戦後、10年以上にわたりポルトガル国内でプレー。ヴィゼウFCには2015年から在籍しており、同クラブでは2018年夏から2020年夏までの期限付き移籍をのぞき、公式戦通算215試合に出場し、24ゴール16アシストをマークしていた。
2024/25シーズンもポルトガル2部リーグ戦23試合でスタメン出場したほか、シーズン終盤には4試合でキャプテンマークを着用したアラウージョ。2025/26シーズンも攻撃陣の中心選手としての活躍が期待されていたが、クラブは6月26日に同選手の退団を公式発表している。
そのアラウージョの代理人は、7月はじめにインスタグラムを更新。同選手とのツーショット写真をアップするとともに、「Welcome to Japaan」「Crackkkk! Good luck!」と綴っていることから、新天地はJリーグクラブだとみられる。
また、アラウージョ本人は7日時点で横浜F・マリノスの公式インスタグラムアカウントをフォロー。横浜FMはFWアンデルソン・ロペスの退団が決まっているほか、FWヤン・マテウスにも移籍の可能性が報じられている。イスラエル1部マッカビ・ハイファからFWディーン・ダビドの獲得をほぼ決めているが、ヤン・マテウスの去就次第ではさらに外国人アタッカーを獲得する可能性は十分考えられる。
なお、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、アラウージョのエージェントは『マルシオ・ビッテンコート・スポーツ』。同社はFWカピシャーバ(清水エスパルス)、MFマテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)、FWデレク(ジェフユナイテッド千葉)、DFパトリック・ウィリアム(京都サンガ)も顧客に持っているほか、2025年6月にはFWマリオ・セルジオの北海道コンサドーレ札幌移籍を手掛けている。