
横浜F・マリノスはイスラエル1部マッカビ・ハイファ所属FWディーン・ダビドの獲得を確実にした模様。シンガポール1部ライオン・シティ・セーラーズFCへ完全移籍するブラジル人FWアンデルソン・ロペスにかわるストライカーを確保したが、海外メディアが契約内容を報じている。
横浜FM移籍の可能性は、イスラエル『One』が7月4日に「日本へ行く可能性は高い」と報じたほか、イスラエル『sport5』は「ダビドは横浜FMへの移籍を希望」とリポート。Jリーグ挑戦が決定的とみられるなか、ハイファは6日に同選手のトレーニングキャンプ離脱を公式発表している。
現所属クラブからの離脱後、『sport5』は「ハイファはダビドが横浜FMへ移籍すると発表」と報道。「横浜FMの支払う移籍金は100万ユーロ(約1億6,000万円)、年俸は70万ユーロ(約1億1,800万円)」と伝えているが、同選手とハイファの契約は1年、または2年残っていたとみられる。
現在29歳のダビドは、身長184センチで右利きのストライカ-。イスラエルのFCアシュドッドでプロデビューを果たし、2021年7月にFCアシュドッドからハイファへ完全移籍。ハイファでは4年プレーしているが、通算184試合出場で76ゴール15アシスト。2024/25シーズンもリーグ戦とプレーオフあわせて30試合出場で14ゴール4アシストと結果を残した。
FIFAワールドカップ北中米大会欧州予選やUEFAネーションズリーグなど、国際大会でのプレー歴もあるダビド。ロペスの退団、FW遠野大弥の長期離脱により、攻撃陣の選手層に不安を抱える横浜FMにフィットできるか注目が集まる。