
昨季はバンサン・コンパニ監督のもとでブンデスリーガのマイスターシャーレを2年ぶりに奪還したバイエルン(ドイツ1部)は、今夏に左ウイングの補強を画策。ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)の日本代表MF三笘薫などがターゲットに浮上していた。
トップターゲットに設定していたとされるアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズはクラブと2035年夏までの長期契約を結んで獲得失敗に終わるなど、バイエルンはいまだにプライオリティを置いている左ウイングの補強に成功していない。
そのなかで、バイエルンの名誉会長であるウリ・ヘーネス氏が、スポーツディレクターを務めるマックス・エバール氏との会話を告白。ミラン(イタリア1部)に所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンに関心を示していたことを明かした。
ドイツ『BRスポーツ』で、「マックス・エバールは私に話し合いはしたが、実りあるものではなく、決して高度な話し合いにはならなかったと言っていた」とコメント。獲得に向けて交渉を行なったものの、決して実りあるものではなかったようだ。
また、ヘーネス氏はレオンにオファーすることはあるのかと問われると「ノー。ノー」と回答したとのこと。ドイツ代表FWレロイ・サネが契約満了に伴いフリーで退団したことなどもあり、ウイング補強を目指しているバイエルンだが、獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。