ルイス・ディアス 写真:Getty Images

 日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は昨季から指揮したアルネ・スロット監督のもとで5年ぶりにプレミアリーグを制覇。しかし、新シーズンに向けて攻撃の要の1人であるコロンビア代表FWルイス・ディアスの去就が不透明となっている。

 2022年1月にポルト(ポルトガル1部)からリバプールに加わったディアスは、卓越したボールコントロールとスピードを生かしたドリブル突破、カットインからのシュート精度を武器に昨季もプレミアリーグ36試合で13ゴール7アシストを記録した。

 そんなディアスには今夏にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)やバルセロナが関心を示していると報じられている。すでに、リバプールはドイツ代表FWレロイ・サネが退団したことからその後釜を探しているバイエルンからのオファーを拒否したとも報じられている。

 そのなかで、現在はアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に失敗したバルセロナがその代替案として以前にも関心を示していたディアス獲得に再び動くとみられている。

 この状況のなか、ディアスは自身の去就についてコロンビア『ウィンスポーツ』で「まだどうなるのかわからないね。取締役会と協議している。僕は現状に満足しており、今後どうなるかは見守るつもりだ」とコメント。リバプールは同選手を非売品扱いしているなかで、どのような結末が待っているのだろうか。