
明治安田J1リーグ第23節のセレッソ大阪対ガンバ大阪(大阪ダービー)では、一部のG大阪サポーターによる問題行為が話題になっているが、これに外国人ジャーナリストが反応している。
ヨドコウ桜スタジアム周辺では、キックオフ数時間前にG大阪サポーターが「青黒大阪」と書かれた横断幕を掲げ、大声でチャントを熱唱しながら行進。その際、最前列の黒いTシャツを着た一部サポーターが柵を蹴り飛ばし、スタッフが制止に入っている。
このサポーターの様子を捉えた動画がXで拡散されると、器物損壊行為に対する批判が殺到。クラブによる調査や人物の特定、処分を求める声も上がるなか、ブラジル人ジャーナリストのチアゴ・ボンテンポ氏は動画投稿を引用した上で、「G大阪のファンは、日本にもフーリガンがいることを証明した」とポスト。「彼らはダービーマッチでライバルクラブであるC大阪のホームスタジアムを襲撃した」と綴っている。
C大阪の公式サイトで掲載されているヨドコウ桜スタジアムでの観戦マナーによると、「クラブまたは警備従事員が、他人に迷惑または危険を及ぼす恐れがあると認める行為」は禁止事項に該当。一部のG大阪サポーターに対して、何らかの処分が科されるものとみられる。
なお7月5日開催のJリーグ公式戦では、横浜FC対横浜F・マリノスでも問題行為が発生。一部の横浜FMサポーターが試合前に三ツ沢公園内で花火・発煙筒を使用し、横浜FCサポーターへの挑発行為を行ったほか、試合中に中指を立てるなど侮辱行為に及んでいる。