
プレミアリーグのアーセナルは今2025/26シーズンに向けた戦力補強の一環としてセリエAのナポリに所属するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンをリストアップしているようだ。
アーセナルは決定力あるセンターフォワードの確保が今2025年夏の移籍戦略の重要課題となっており、ポルトガル1部スポルティングCP所属のFWビクトル・ギェケレシュやブンデスリーガのRBライプツィヒに所属するFWベンヤミン・シェシュコとも交渉を進めているものの、クラブ間の協議は思うように進展しておらず、プレシーズンが迫る中、獲得方針転換の可能性が浮上している。
そんな中で改めて注目されているのがオシムヘンだ。ナポリはオシムヘンを国内ライバルであるユべントスではなく国外クラブに売却する意向を示しており、プレミアリーグ勢にとっては有利な条件が揃う形となっている。
UKメディア『Football London』によると、オシムヘンは自身に興味を抱いているアーセナルやチェルシーではなく、移籍先にマンチェスター・ユナイテッドを希望しているとのことだ。
ただし、アーセナルへの移籍の可能性が完全に消えたわけではないようだ。したがって、同選手の獲得をアーセナルが本気望むのであれば、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドに先んじて迅速かつ説得力を持った姿勢を示す必要があるだろう。
オシムヘンはアーセナルの前線に、確かな決定力と屈強なフィジカルを加えられる存在だ。しかし、他クラブとの競争を避けることはできず、財政面も含めた難しい判断を迫られることになることが予想される。