
ミラン(イタリア1部)は昨季、パウロ・フォンセカ元監督のもとでシーズンをスタートさせたが、不安定な戦いが続きシーズン途中に指揮官を交代。セルジオ・コンセイソン前監督を招へいして、スーペルコッパ・イタリアを制覇した一方で、セリエAでは8位に終わり、6シーズンぶりに欧州コンペディション出場を逃した。
そして、来たる今季に向けて過去にミランをスクデット獲得に導いたマッシミリアーノ・アッレグリ氏を招へい。レアル・マドリード(スペイン1部)を今夏に退団する予定となっているクロアチア代表MFルカ・モドリッチの獲得を決定的なものとしている。
そのなかで、フランス『レキップ』によれば、ミランはパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が保有権を持つスペイン代表MFマルコ・アセンシオの獲得に向けてクラブ間交渉を開始した模様。ミランは資金が限られているものの、PSGと合意に至る可能性があるようだ。
強烈かつ正確な左足のキックを武器としているアセンシオは2023年夏にマドリードを契約満了で退団すると、PSGにフリーで加入。昨季後半戦はアストン・ビラ(イングランド1部)にレンタルで加わると、公式戦21試合で8ゴールを記録していた。
なお、アセンシオにはフェネルバフチェ(トルコ1部)が獲得に向けて移籍金総額1500万ユーロ(約25億3000万円)のオファーを打診しているものの、第一希望ではないとのこと。また、ビジャレアル(スペイン1部)も獲得に興味を持っているようだが、資金力不足で獲得の有力候補ではないようだ。