猛烈な暑さで、連日のように熱中症警戒アラートが発表されるなか、1日放送の『Nスタ』(TBS系)では、バナナにかけるだけで、熱中症対策にもなる“意外な組み合わせ”を紹介した。
■簡単にできる対策
西日本を中心に厳しい暑さが続いており、4日には熱中症警戒アラートが今年最多となる21府県に発表された。
冷感グッズを持ち歩いたり、スポーツドリンクを飲んだりと、人によってさまざまな熱中症対策が取られているものの、なかにはあまり効果がないものも。
同番組によると、簡単にできる対策の1つが「塩バナナ」だという。
■建設現場でも導入
熱中症は、大量に汗をかくことで体内のミネラル、とくにナトリウム、カリウム、マグネシウムなどが失われることが大きな原因に。
バナナにはカリウムとマグネシウムが豊富に含まれている。ナトリウムは含まれていないため、塩をかけて補うことで、“最強の組み合わせ”になる。
この方法は、山を走る「トレイルランニング」の協会が考案。実際にレースで提供したところ、熱中症になったり、足がつったりする人が減少したという結果も。
とくに、過酷な炎天下での作業になりやすい建設現場での熱中症対策として厚生労働省も推奨しており、実際に数年前から大手建設会社でも導入されているとのことだ。
■「美味しかった」の声も
塩バナナについては、SNSでも「塩バナナ、効きそう」「塩バナナ食べ始めたら少し体が楽になった気がする」「試してみよう。塩バナナ」「トレイルの大会ではバナナに塩かけるの割とメジャー」との声が。
バナナと塩という意外な組み合わせに、なかには抵抗がある人もいるかもしれないが、「食べたら美味しかった…」「試してみたけど甘じょっぱくて美味しかったよ」「思いのほか塩バナナ、予期せぬ美味さであった」といったコメントも見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)