
サガン鳥栖からFC東京へ期限付き移籍中のブラジル人FWマルセロ・ヒアンに、海外移籍の可能性が浮上。すでにクロアチア1部ディナモ・ザグレブからの関心が報じられているが、UAE1部所属クラブ移籍間近との噂が飛び交っている。
Jリーグの移籍市場に精通しているジャーナリストのダニーロ氏は7月4日に「UAE国内の2,3クラブから問い合わせがあり、近日中にオファーを提示する可能性がある」とリポート。FC東京、鳥栖退団の可能性を伝えた一方、ブラジル人アタッカーの獲得に興味を示しているクラブ名は明かしていない。
そんななか、ブラジル人の移籍情報を扱う情報筋は「ヒアンはUAE1部アル・ナスルSCドバイの新加入選手である。今週末にメディカルチェックのために現地入りする予定だ」と報道。これによると、アル・ナスルSCドバイは移籍金120万ドル(約1億7,300万円)を用意してカタール、UAE国内クラブとの争奪戦を制したという。ただ現時点で中東やブラジル国内の大手メディアが報じていないだけに、信ぴょう性に欠けている可能性が考えられる。
現在23歳のヒアンは、鳥栖在籍時の2024シーズンにJ1リーグ戦で14ゴール2アシストを挙げ、FC東京へ期限付き移籍。2025シーズンもここまでJ1リーグ18試合の出場で6ゴール3アシストと結果を残しているだけに、同選手の代理人は他クラブへの売り込みを行っているという。
なお、アル・ナスルSCドバイは2024/25シーズンのUAE1部リーグ戦を首位から勝ち点25差の6位で終了。シーズン終盤での失速により上位から引き離され、監督交代に踏み切っているが、一時マチェイ・スコルジャ(現浦和レッズ監督)の招へいに動く可能性が報じられていた。