日本代表 写真:Getty Images

 J3の栃木シティ所属FW田中パウロ淳一は、自身がEAFF E-1サッカー選手権(旧東アジア選手権)に臨む日本代表のメンバーに招集されなかったことを残念がったが、一部から批判を受けて謝罪。栃木シティのチームメイトであるFW都倉賢も反応している。

 田中は日本サッカー協会(JFA)のメンバー発表会見開始時刻の14時からSNSでライブ配信を実施。スーツ姿で会見場を模した場所に現れたが、自身の落選を受けて「E-1日本代表に入るなんて無謀すぎたww」と投稿。Xではメガネがずれ、意気消沈している様子をアップして「日本代表に選ばれなくて今これ」と綴っていた。

 この一連のSNS投稿や動画配信等に対して、一部からは「選出されなかったのをオチにして、笑いとるところまでを予定稿にしていたよな」などと指摘。「日本代表を舐めている」「不快」などと批判を浴びたが、これに対して田中は「不快な思いさせて申し訳ございませんでした」と謝罪している。

 この田中の謝罪投稿には様々な意見が寄せられているが、チームメイトの都倉は「色々な人がいるから色々な感じ方や受け取り方があって当然」と前置きした上で、「俺はめーーーーーーーっちゃくちゃおもろかったよぉぉぉぉぉぉォォォーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」(原文ママ)と動画配信等に対する感想を綴っている。

 Xで4万人以上のフォロワーを抱える田中は、以前からユーモアたっぷりのSNS投稿や、サッカーへの関心度を高めるための行動等で話題に。2025年4月21日の「注目の選手」ランキングでは、大谷翔平(ドジャース)に次ぐ2位にランクイン。一時的ではあるが、注目度で日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)を上回った。

 なお、田中は2025シーズンの明治安田J3リーグ全試合スタメン出場で6ゴールをマーク。2,3月度の月間MVPを受賞するなど、ピッチ内でも結果を残しているだけに、さらなる成長が期待される。