
横浜F・マリノスはブラジル人FWアンデルソン・ロペスをシンガポール1部ライオン・シティ・セーラーズFCへ完全移籍により放出する見込みである一方、イスラエル1部マッカビ・ハイファ所属FWディーン・デイビッドの獲得を狙っているという。
現在29歳のデイビッドは、身長184センチで右利きのストライカ-。イスラエルのFCアシュドッドでプロデビューを果たし、2021年7月にFCアシュドッドからハイファへ完全移籍。ハイファでは4年プレーしているが、通算184試合出場で76ゴール15アシスト。2024/25シーズンもリーグ戦とプレーオフあわせて30試合出場で14ゴール4アシストと結果を残している。
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)予選の舞台にも立ったデイビッドだが、イスラエル『One』は7月4日に「横浜FMからオファーが届いており、ハイファもそのオファーを把握している。日本へ行く可能性は高い」とリポート。「彼はこの1年、海外でプレーする機会を探っていた。1年前にはMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)移籍の可能性が取り沙汰され、2024年夏には中国、そして今や日本への移籍も検討している」と過去の移籍報道に触れたほか、同選手とハイファの契約期間を2027年6月までと伝えている。
また、イスラエル『sport5』も横浜FM移籍の可能性を報道。FW遠野大弥の負傷離脱にも触れているが、『One』と異なり、同選手とハイファの契約期間については「残り1年」と報道。「デイビッドは横浜FMへの移籍を希望」と、選手サイドの意向もあわせて伝えている。
なお、デイビッドはイスラエル代表の一員として、UEFAネーションズリーグなど国際Aマッチ9試合の出場で1ゴールをマーク。2025年3月のFIFAワールドカップ北中米大会欧州予選エストニア戦でもスタメン出場している。