釣れたのは15cmのクサフグ。たっぷり海水を飲み込んで丸々と膨らんでいる。この時期、産卵のため接岸しており数が多い。前歯の切れ味が鋭く仕掛けを切ってしまう厄介者だ。おまけに毒があるので素人はさばいて食べられない。ハリを外してリリースした。

その後、フグの群れが本格的に襲来して一瞬でエサと仕掛けがなくなる。らちが明かないので早めに納竿した。

タイミングが重なれば入れ食いも

今回はキスの北上範囲を調査しようと吉崎海岸に釣行した結果、1時間でキスを5匹キャッチできた。すでにキスの群れは大きくなりつつあり、回遊のタイミングが重なれば入れ食いも満喫できる。

ただ、接岸状況は20mから100mと散っているため、広範囲に探れる遠投ザオがお勧めだ。

 

 

<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>