レナト・ベイガ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は昨季のブンデスリーガで2シーズンぶりにマイスターシャーレを奪還。現在はアメリカで開催されているクラブワールドカップに参戦しており、現地時間5日準々決勝でには昨季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマン(フランス1部)と激突する。

 日本代表DF伊藤洋輝が在籍しているそのバイエルンは今夏にすでにバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)からフリーでドイツ代表DFヨナタン・ターを獲得。しかし、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バイエルンはさらなる守備強化を画策しているようだ。

 すでに複数選手をリストアップしているというバイエルンは新たにチェルシー(イングランド1部)が保有権を所持するポルトガル代表DFレナト・ベイガ()を獲得候補に含めた模様。同選手にはすでに複数クラブが獲得に興味を持っているようだ。

 スポルティングCP(ポルトガル1部)のリザーブチームでプロキャリアをスタートさせたベイガはバーゼル(スイス1部)でのプレーを経て、昨夏にチェルシーと7年契約。複数ポジションでプレー可能なポリバレント性を武器に昨季後半戦はユベントス(イタリア1部)へレンタル移籍していた。

 今夏にチェルシーへと復帰したベイガをバイエルンが獲得するには韓国代表DFキム・ミンジェの去就次第だという。2023年夏にナポリ(イタリア1部)から加入以降、批判の対象となることが多々ある韓国代表DFだが、バイエルンは今夏にどのような動きをみせるのだろうか。