ノニ・マドゥエケ 写真:Getty Images

 アーセナル(イングランド1部)は2年連続でプレミアリーグで2位フィニッシュ。今夏にスペイン代表GKケパ・アリサバラガを獲得するなど、悲願のタイトル獲得に向けて補強を進めており、攻撃強化も熱望していると報じられている。

 そのなかで、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アーセナルはチェルシー(イングランド1部)に所属するイングランド代表FWノニ・マドゥエケ(23)の獲得に興味を持っている模様。同選手が移籍に前向きであることから、新たな交渉を行なったようだ。

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)の下部組織に在籍した過去を持つマドゥエケは2020年にPSV(オランダ1部)でプロキャリアをスタートさせると、2023年1月にチェルシーへ完全移籍。鋭いドリブル突破を武器に昨季はプレミアリーグ32試合で7ゴール4アシストの数字を残した。

 ただ、アーセナルはイングランド代表として7キャップを刻むマドゥエケの獲得に向けてチェルシーとの交渉は進んでいないとのこと。とはいえ、アーセナルはイングランド代表アタッカーの状況を注視し、コンタクトを続けていくようだ。

 なお、攻撃強化を望んでいるアーセナルは日本代表MF鎌田大地が在籍するクリスタル・パレス(イングランド1部)に所属するイングランド代表MFエベレチ・エゼの獲得にも興味。ただ、マドゥエケへの関心はポジションが被るエゼとのオペレーションとは別だと考え得ているようだ。