古橋亨梧 写真:Getty Images

 日本代表FW古橋亨梧は、2025年夏にリーグアン所属スタッド・レンヌからバーミンガム・シティへ完全移籍する模様。イングランド2部リーグの舞台で活躍すれば、レンヌはセルティックに対して支払った高額な移籍金をほぼ回収する見込みだという。

 古橋はセルティックの絶対的ストライカーとして活躍も、再三にわたる日本代表の招集外で話題に。2025年1月にセルティックからレンヌへ完全移籍した後には、『セルティックスター』で「FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表入りに向けて、森保監督から欧州5大リーグでプレーするよう言われた」「古橋は森保監督と同じ代理人に変えた」と報じられていた。

 日本代表での序列アップという観点からも、欧州5大リーグで結果を残したかった古橋だが、リーグアンで6試合の出場に。現在はレンヌのプレシーズントレーニングに参加しているが、以前から構想外の可能性が何度も報じられている。

 セルティック復帰、ブンデスリーガ所属クラブやボーンマスからの関心も取りざたされていたが、フランス紙『レキップ』は7月3日に「古橋の移籍を巡るレンヌとバーミンガムの交渉はほぼ合意に達した」とリポート。レンヌは2025年1月、セルティックから同選手を獲得したことにより、移籍金として1200万ユーロ(約19億2,000万円)を支払ったとみられるが、記事では「(バーミンガムの支払う移籍金は、)ボーナスを含めると、レンヌがセルティックに支払った金額と同額に達する可能性がある」と綴られている。

 バーミンガムにはMF三好康児(現VfLボーフム)の古巣。セルティックで古橋とチームメイトだったMF岩田智輝が主力選手として活躍し、チームを2024/25シーズンのイングランド3部優勝、2部昇格へ導いた。また、2025年夏の移籍ウィンドウでは、古橋にくわえて東京ヴェルディ出身MF藤本寛也の獲得もほぼ確実と報じられている。