聖書は語る「その日は誰も知らない」
そもそも、これまでにもイエスの再臨に関する予言は数えきれないほどあり、具体的な日付を挙げるものもあれば、もっと曖昧なものもあった。聖書自体には、「その日、その時は、だれも知らない」(マタイによる福音書24章36節など)と記されており、再臨の時期を推測すること自体、あまり意味がないのかもしれない。ましてや、イエス本人が宗教的な出来事を賭けの対象にすることを良しとするとも思えないだろう。
今年に入って5ヶ月が経過したが、今のところイエス・キリストが待望の姿を現したという報告はない。この最新の「再臨間近」説も、過去の数多の予言と同様に、歴史の中に埋もれていくのだろうか。
いずれにせよ、年末までには結果がわかる。そして、一部の人々にとっては、大きな配当金を手にする日となるかもしれない……し、ならないかもしれない。
参考:LADbible、ほか
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