
チェルシー(イングランド1部)は、エンツォ・マレスカ監督のもとで今季のカンファレンスリーグ(ECL)を制覇。現在開催されているクラブワールドカップ(CWC)でも準々決勝まで勝ち進んでおり、5日にはパルメイラス(ブラジル1部)と対戦する。
そのなかで、チェルシーはバルセロナ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表MFマルク・カサド(21)への関心を強めている模様。バルセロナはスペイン代表MFを3000万ユーロ(約50億8,000万円)と評価しており、これを上回るオファーがあった場合は移籍の現実味が帯びてくるという。
また、カサドにはレアル・ベティス(スペイン1部)でプレーするアメリカ代表MFジョニー・カルドーソの獲得に失敗した場合に備えて、アトレティコ・マドリード(同1部)も注目しているが、チェルシーほどのオファーは出せないとみられている。
ただ、カサド本人は100%残留したいと思っているとのこと。ただ、一時はハンジ・フリック監督からの信頼を得てスタメンを確保した同選手だが、自身の怪我やオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの復調などもあり、出場機会が激減していた。
そして、バルセロナ上層部はカサドを評価しているものの、新プロジェクトでスタメンを確保するのは難しいと考えている模様。財政難を抱えているバルセロナにとって大型売却が実現すれば、クラブの問題も一気に解消されるよ考えているようだが、どのような結末が待っているのだろうか。