
日本サッカー協会(JFA)は3日、EAFF E-1サッカー選手権(旧東アジア選手権)に臨む日本代表のメンバーを公式発表。J1首位・鹿島アントラーズの絶対的ストライカーであるFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)の招集外やFW山田新(川崎フロンターレ)のメンバー入りが話題になっている。
国際Aマッチデーの期間外であるため、Jリーガーのみを招集した森保一監督。FW陣では宮代大聖(ヴィッセル神戸)や垣田裕暉(柏)、山田が初めてメンバーに名を連ねたほか、AFCアジアカップ等でのプレー経験がある細谷真大(柏レイソル)も招集された。一方、2025シーズンのJ1リーグ戦全試合スタメン出場で7ゴール3アシストを挙げている鈴木は、国内組で構成されたE-1選手権の代表メンバーにも入っていない。
この鈴木の招集外を受けて、Xでは「鈴木優磨」がトレンド入り。J1屈指のストライカーとして結果を残しているだけに、同選手の選外に対する落胆の声が多く見受けられる。その鈴木は以前から森保監督との関係性で注目を浴びているが、本人は鹿島でのプレーに集中する姿勢を見せていた。
またファン・サポーター等の間では、山田の招集も大きなトピックとなっている模様。同選手の去就を巡っては、6月21日にスコットランド1部セルティック移籍の可能性が報じられており、移籍金は150万ポンド(約2億9000万円)にのぼるとみられている。ただ、E-1選手権の代表招集により、セルティック移籍の可能性が消滅したとの見方もあるようだ。
タイトル獲得を目指すほか、FIFAワールドカップ北中米大会に向けての新戦力発掘が求められる森保ジャパン。鈴木の招集外に注目が集まっているが、山田や宮代ら初招集組の活躍を期待したいところだ。