とても感じよいディナー、「コルヴェール」にて。

1月から新しいシェフ、バティスト・ボルドリーが厨房に立ってる。ロランジュリーとロワゾーブルーでダヴィッド・ビゼにみっちり習ってる、というので、楽しみにしてきた。その期待を裏切らない料理たち。

食べたい料理が盛りだくさん ”魅力的なメニューね〜!”と、超グルメ友と、メニューですでに褒めちゃう ロワールとローヌの白ワインで乾杯し、料理じっくり検討

緑アスパラガスはジューシーでセリの苦味がアクセント。香ばしく炙った鯖は生のベトラーヴのフレッシュ感と抜群の相性で、素晴らしく美味。

農家でのんびり育った仔豚は、脂おいしく肉ジューシーで焼き加減見事。白スパガラスが焼いてあるのすごくいいし、とろっとろのじゃがいもピュレもおいし〜(マカオのロビュションでの経験もあるそう)。

プロフィトロールも洋梨ポシェ&キャラメルアイスクリームも、シンプルでおいしさをきっちり捉えてる。

仔豚には、若いながらシラーの魅力もすでにたたえるコート・デュ・ローヌ

「こういう料理、ほんといいよね〜。最近の若いシェフたち、ファンタジー系料理も多いけど、やっぱりシンプルで食材力活かした料理が、一番お腹に心地よいね!」と、知る限り世界一グルメ指数が高い友達と、にっこり。

サンパなサーヴィスの元、ディープすぎる食話に夢中になり(情報量多すぎて消化しきれない〜)、最後はとっても感じいいバティストを讃えながらさらにおしゃべり楽しむ、楽しい夜。

カウンター席がカウンターの内側にある、珍しい作り 一度座ってみたいと思ってる

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年3月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。