マーカス・ラッシュフォード 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は昨季のブンデスリーガで2シーズンぶりにマイスターシャーレを奪還。現在はアメリカで開催されているクラブワールドカップに参戦しており、現地時間5日準々決勝でには昨季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマン(フランス1部)と激突する。

 そのバイエルンは、今夏にブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)の日本代表MF三笘薫をリストアップするなど左ウイングの補強を模索しているが、いまだにその補強は実現せず。イギリス『サン』によれば、バイエルンはマンチェスター・ユナイテッドが保有権を持つイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの獲得に興味を持っているという。

 昨季途中から就任したルベン・アモリム監督の構想から外れたことから昨季後半戦はアストン・ビラ(イングランド1部)にレンタル移籍したラッシュフォードは公式戦17試合で4ゴール6アシストを記録。この活躍を受けて、バイエルンが同選手への関心を強めているようだ。

 その一方で、ユナイテッドはラッシュフォードを現金化することに前向きであり、移籍金4000万ポンド(約78億9000万円)を求めているとのこと。また、バルセロナ(スペイン1部)など複数クラブが関心を示しているというラッシュフォードは国外移籍を優先しているようだ。

 なお、バイエルンはリバプール(イングランド1部)でプレーするコロンビア代表FWルイス・ディアスの獲得にも興味。同選手にはバルセロナもオファーを提示するなどしていたが、リバプールがこれを拒否しており、残留するとの見方が高まっている。