エデルソン 写真:Getty Images

 昨季のインテル(イタリア1部)は、連覇を目指したセリエA2位フィニッシュになると、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝戦まで勝ち進んだが、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に完敗。現地時間6月30日に行われたクラブワールドカップ(CWC)ではフルミネンセ(ブラジル1部)に0-2で敗れた。

 その試合後に主将であるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが「僕たちと一緒に戦いたいなら残ればいい。でも、そうでないなら退団するべきだ」とコメント。個人名は伏せられているものの、このメッセージはトルコ代表MFハカン・チャルハノールに向けられたものとみられている。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、インテルとチャルハノールの別れはもはや避けられない状況になっており、現在は関心を示しているガラタサライ(トルコ1部)からのオファーを待っている模様。インテルは移籍金3500万ユーロ(約59億3,000万円)〜4000万ユーロ(約67億8,000万円)の移籍金を確保したいと考えているようだ。

 その後釜として、インテルはアタランタ(イタリア1部)でプレーするブラジル代表MFエデルソンに注目している模様。アタランタを交渉の席に着かせるためには少なくとも4500万ユーロ〜5000万ユーロ(約76億2,000万円〜約84億7,000万円)の移籍金が必要となる見込みで、金額的に簡単ではないが、不可能でもないようだ。

 すでにブラジル人FWルイス・エンリケやクロアチア代表MFペタル・スチッチを獲得しているインテルだが、ドイツ代表DFヤン・ビセックやイタリア代表MFダビデ・フラッテージなどが他クラブからの関心を集めている選手のようだ。