ジョナサン・デイビット 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)は現地時間1日に行われたクラブワールドカップ(CWC)ラウンド16でレアル・マドリード(スペイン1部)と対戦。54分にスペイン人FWゴンサロ・ガルシアに決勝点を献上して0-1で敗れてここで敗退となった。

 この試合では昨季のセリエA29試合で10ゴールを記録していたセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチには最後まで出番が訪れず、今夏の退団が有力視されている。加えて、パリ・サンジェルマン(フランス1部)からレンタルで加入しているフランス代表FWランダル・コロ・ムアニにも買い取りオプションは付随していない。

 そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユベントスは昨季限りでリール(フランス1部)と契約満了になったカナダ代表FWジョナサン・デイビットの獲得に迫っているという。

 カナダ代表として66キャップで35ゴールを誇るデイビットは2020年8月にリールへ完全移籍で加入。高い決定力とスピードを武器に加入初年度からリーグ・アンで2桁ゴールを記録してクラブのリーグ制覇に貢献すると、昨季はリーグ・アン32試合で16ゴール5アシストを記録した。

 そのデイビットとユベントスは全ての条件面で口頭合意に達し、今後手続きを行なっていくとのこと。同契約書は現在最終鵜調整中であり、同選手はメディカルチェックをするために近日中にイタリア入りするようだ。