三笘薫 写真:Getty Images

 プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンが2025/26シーズンに向けて新しいホーム用のユニフォームを発表し、同時に同クラブに所属する日本代表FW三笘薫の去就に関する注目すべき状況が生まれている。

 ブライトンの新たなホーム用のユニフォームデザインは大胆な青と白のストライプが特徴で、ホーム用としては初めてハイパーターコイズ色を取り入れている。

 注目すべきは、この新ユニフォームのモデルを三笘が務めていることである。三笘は今2025年夏に他クラブへの移籍が様々なメディアで予想されており、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン、プレミアリーグのリバプールやアーセナルとの関連が報じられてきた。28歳の三笘は2027年6月までクラブと契約を結んでいる。

 UKメディア『SussexWorld』によると、サポーターは三笘の将来に関するニュースを熱心に待っており、彼がクラブのウェブサイトで来シーズンのキットをモデルとして着用していることで、残留への期待が高まっているようだ。

 さらに同メディアが伝えたところによると、ブライトンは三笘をピッチ上での活躍のためのみでなく、日本でのクラブの商業的魅力と知名度を高める効果のためにも手放したくないと考えているとのことだ。

 三笘の人気により、ブライトンは日本語のXアカウントを開設し、2024年には日本ツアーを実施した。日本のファンもブライトンの試合に押し寄せ、これによりグッズの売上が増加している。

 三笘が新ユニフォームのモデルを務めることで、確実に2025/26シーズンのシャツ売上増加に貢献するだろう。しかし最大の関心事は、8月16日ホームのアメックス・スタジアムでのフラムとのシーズン開幕戦で、三笘が実際にピッチに立っているかどうかである。