1日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、ラジオから流れた歌に反応する視聴者が相次いだ。
■ラジオから流れる曲は…
のぶ(今田美桜)が高知新報で仕事に励んでいる頃、仕事を探していた嵩(北村匠海)は健太郎(高橋文哉)や康太(櫻井健人)と一緒に進駐軍から廃品回収した雑貨を売る店を開いていた。
すると作業をしていた健太郎がラジオから流れる『リンゴの唄』に反応。「なかなかうまかね。誰が歌っとっちゃろ」というと康太が「あ~何やったかにゃあ…最近始まった“のど自慢”…何とかって番組や」と答える。
ちょうど朝田家でも同じ番組が流れており、畑仕事の手伝いから帰ってきたメイコ(原菜乃華)も反応。祖母のくら(浅田美代子)は「上手い人も下手な人もおる。この人はなかなか上手やねぇ」と言い、メイコはラジオの前で歌を聞きながら微笑んだ。
■「そろそろかな!?」「こういう繋がり楽しい」
すると視聴者から「リンゴの唄…のど自慢…もしや美空ひばり?」「ラジオから流れてきたリンゴの唄を歌ってる子は水城アユミ? ブギウギと交差する? 福来スズ子出てくる?」との声が。
2023年度後期放送の連続テレビ小説『ブギウギ』では笠置シヅ子さんをモデルにした福来スズ子(趣里)が歌手として活躍するが、登場人物である水城アユミ(吉柳咲良)のモデルの1人は美空ひばりさんだとも言われている。
また、美空さんが1946年の『のど自慢素人音楽会』で歌ったのは『悲しき竹笛』か『リンゴの唄』という説があり、『あんぱん』はちょうど今1946年頃だ。
そして『東京ブギウギ』発表は1947年(レコードが発売されたのは翌年)で、「そろそろかな!?」「もうすぐ東京ブギウギも流れるだろうか。こういう繋がり楽しい」「福来スズ子の東京ブギウギが闇市に響き渡るのはいつだ!」と期待の声が上がっている。