町田浩樹 写真:Getty Images

 日本代表MF三笘薫(ブライトン)の古巣であるベルギー1部ユニオンSGに、日本人選手の獲得を検討している可能性がある模様。先日、同クラブからホッフェンハイムへ完全移籍したDF町田浩樹が明かしている。

 PIVOTの公式YouTubeチャンネルで6月28日に公開された動画では、町田がユニオンSGや日本代表での出来事を回想したほか、自身の将来に言及。2022年1月から2025年6月まで約3年半にわたりユニオンSGでプレーし、2024/25シーズンのベルギー1部リーグ優勝に貢献したが、ピッチ外でも補強面で力を貸したという。

 同選手は話題がユニオンSGの補強戦略に及ぶと、ここだけの話として「僕はユニオンSGのスカウトから、『日本人選手を獲得したい』という話をされた。『結婚しているのか』、『趣味は何か』など、細かい部分まで訊かれたこともある」と、三笘、町田につづく日本人選手の獲得を狙っている可能性にも言及した。

 ユニオンSGは2020/21シーズンまで2部リーグの舞台で戦っていたが、2021/22シーズンに昇格1年目ながらも2位に食い込んだことで話題に。当時、ブライトンから期限付き移籍中の三笘がリーグ戦で7ゴールを挙げる活躍で、チームを上位に押し上げた。

 オーナーがブライトンと同じであるだけに、ユニオンSGとブライトンの選手取引は盛ん。三笘をはじめブレイクを果たした選手もいるが、町田が両クラブが絡む補強について「獲得する選手が当たる」と私見を披露。関係者から聞いた情報として、「(スカウトは)選手のスカウトで30,40ページのレポートを作成してプレゼンする」と語っている。

 町田によって明かされたユニオンSGの日本人選手獲得戦略。今もなお、同選手から聞き出した情報をもとに、特定の日本人選手にターゲットを絞っている可能性は考えられる。