ジュビロ磐田 写真:Getty Images

 オランダ1部スパルタ・ロッテルダム所属のノルウェー人FWトビアス・ローリッセンには、ジュビロ磐田からの関心が取りざたされているが、今夏移籍に向かっているという。

 オランダ『サッカーニュース』が7月1日に伝えたところによると、スパルタは2部降格クラブのRKCワールワイクからFWオスカル・ザワダの獲得を狙っているとのこと。記事では「スパルタはローリッセンの放出を検討している」と綴られているが、ノルウェー人ストライカーには依然として磐田、イングランド2部所属のオックスフォード・ユナイテッド、ミルウォール、ハル・シティが関心を寄せているという。

 現在27歳のローリッセンは、身長196cmで右利きのセンターフォワード。母国ノルウェーの複数クラブを経て、2022年8月からスパルタでプレーしているが、加入1年目からリーグ戦で12ゴールを挙げるなど、絶対的ストライカーとして活躍。2024/25シーズンもリーグ戦33試合の出場で10ゴール2アシストを挙げ、日本代表MF三戸舜介とともに攻撃陣の中心選手として活躍した。

 そのローリッセンの去就を巡っては、『VI』が6月4日の時点で「磐田が接触」と報道。スパルタとの契約は残り1年だが、磐田に対して高額の移籍金を要求しており、磐田もこれに応じる可能性があるという。

 なお『サッカーニュース』によると、2024/25シーズンのオランダ1部リーグで9ゴールを挙げたザワダには、ヘーレンフェーンも関心を寄せている模様。ローリッセンの今後は、ザワダの去就に左右されるかもしれない。

 磐田の新加入選手であるDFヤン・ファンデンベルフは以前、米メディア『ESPN』のインタビューを通じて「ローリッセンが磐田に来てくれることを心から願っている」などと勧誘しているだけに、ノルウェー人ストライカーのJリーグ挑戦が期待される。