鈴木淳之介 写真:Getty Images

 湘南ベルマーレ所属の日本代表DF鈴木淳之介に、デンマーク1部FCコペンハーゲン移籍の可能性が報じられたが、6月28日に行われた明治安田J1リーグ横浜F・マリノス戦での負傷状況が心配される。

 デンマーク『Tipsbladet』は7月1日に「コペンハーゲンは鈴木の獲得に近づいている。本人は現在、コペンハーゲンへ向かっているが、契約が有効になる前にメディカルチェックを受ける必要がある」とリポート。「コペンハーゲンはケビン・ディクスが退団したため、ディフェンダーにスペースが発生した。そのスペースに鈴木が入ることになった」と伝えており、ボルシアMGへフリー移籍したインドネシア代表DFの後釜として鈴木がコペンハーゲンへ加入するものとみられる。

 しかし、同メディアは鈴木が横浜FM戦で左足首を負傷したことを受けて「メディカルチェックは刺激的なものになる可能性がある」と指摘。E-1選手権の日本代表メンバー外も伝えたほか、記事では「湘南は負傷状況について何も公式発表していない」と綴られている。

 現在21歳の鈴木は、帝京大可児高校を経て2022年に湘南へ加入。高卒3年目の2024シーズン途中からセンターバックにコンバートされ、同ポジションでレギュラーに定着。2025シーズンはここまでJ1リーグ戦全21試合でスタメン出場している。

 デンマーク1部リーグでは、日本代表MF鈴木唯人が2シーズンにわたりブレンビーIFでプレーした後、2025年夏にSCフライブルクへ移籍。同選手の活躍もあり、FW福田翔生とFW内野航太郎がブレンビーIFへ加入している。怪我の程度次第ではメディカルチェックで破談となる可能性もあるが、鈴木の海外移籍が実現するか注目が集まっている。