半田陸 写真:Getty Images

 ガンバ大阪所属の元日本代表DF半田陸には、トルコ1部サムスンスポルからの関心が取りざたされているが、移籍が実現しない可能性もあるという。

 同選手の去就を巡っては、トルコ『samsun haber』は6月30日に「サムスンスポルが半田陸の移籍交渉を開始」「半田は欧州でのプレーに意欲的であり、サムスンスポルへの移籍に前向き」などとリポート。クラブ間交渉が進んでいるとして、「近日中に公式発表される見込み」と伝えていた。

 しかし、現地メディア『Guncel Futbol』は「G大阪でプレーする半田は、サムスンスポルの獲得リストに載っていない」と報道。2025/26シーズンの欧州カップ戦出場権を獲得した同クラブは、右サイドバックの選手層強化を目指しているものとみられるが、日本人サイドバックには興味を示していないという。

 現在23歳の半田は、2023年にモンテディオ山形からG大阪へ完全移籍。加入1年目からサイドバックでレギュラーに定着し、2025シーズンもここまでJ1リーグ戦全22試合でスタメン出場している。

 山形在籍時にローマ移籍の可能性が報じられたほか、2023年夏にはFW小田裕太郎擁するスコットランド1部ハーツへの移籍が破談に終わった半田。本人が海外移籍にこだわっている可能性も考えられるが、サムスンスポル移籍が実現しないとなれば、2025年夏のG大阪残留というシナリオも考えられる。