オリー・ワトキンス 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで史上最低となる15位でフィニッシュ。2年連続で失意のシーズンを過ごしているなかで、捲土重来を目指す今季に向けてすでにブラジル代表FWマテウス・クーニャを補強している。

 さらに、ルベン・アモリム監督は攻撃強化を望んでおり、昨季のプレミアリーグで20ゴールを記録したブレントフォード(イングランド1部)でプレーするカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得を標榜。選手本人はユナイテッドへの移籍にゴーサインを出していると報じられているが、クラブ間交渉は難航しているという。

 イギリス『ガーディアン』によれば、ユナイテッドはこの状況を受けて、代替オプションとしてアストン・ビラ(イングランド1部)のイングランド代表FWオリー・ワトキンスに本腰を入れ始めているという。ただ、ユナイテッドは現スカッドの整理も必要となっており、同選手の枠を空ける必要があるようだ。

 そのため、インテル(イタリア1部)からの関心も浮上しているデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの退団が前提条件となっているほか、昨季後半戦はアストン・ビラにレンタル移籍していたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの去就も関係しているようだ。

 2020年夏にビラに加入以降、抜群のシュートセンスとチャンスメイク能力の高さを武器に昨季もプレミアリーグ38試合で16ゴール8アシストの数字を残した。今冬にはアーセナル(イングランド1部)からのオファーが報じられるなど、プレミア上位勢からの注目度も高まっているようだが、果たして。