各地で早すぎる梅雨明けとなり、熱中症対策のためにエアコンは欠かせない。極力節電を意識したいところだが、うっかりつけっぱなしで外出してしまう人も…。

■約6割「エアコンをつけっぱなしで外出」

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女693名を対象にした調査によると、「エアコンをつけたまま外出した経験がある」と答えた人は64.6%だった。

エアコンをつけたまま外出した経験があるグラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

近年は電気代の高騰や省エネ意識の高まりもあり、出かける前に電気類を切る習慣を心がける人も増えているだろう。しかしうっかりとエアコンを消し忘れてしまう人も、多くいるようだ。

■エアコンを消さずスーパーへ

話を聞いた30代女性は、「買い物に行こうと急いで家を出たときに、エアコンを消し忘れていたんです。途中で『エアコンを消したかな?』と不安になったのですが、そのまま買い物を続けていたんです。帰ったら部屋がキンキンに冷えていて、電気代を無駄にした罪悪感に襲われました」と当時を振り返る。

環境のことも考慮しているようで、「スーパーの特売に走っていたのですが、エアコンを消し忘れて電気代を余計に使っていたら意味がないと思いました。それ以来、玄関を出る前にリモコンを確認するのを習慣にしています。無駄なエネルギーを使わない意識も、大切ですからね」と続けた。

■帰宅後、快適なので

エアコンをつけたまま出かけることもある40代男性は、「エアコンをつけっぱなしで外出しても、あまり気にしていません。帰ったときに部屋が涼しいのは快適だし、設定温度を高めにして風量を弱めにしていればそこまで電気代も変わらないと聞きたので…」と考えを述べた。

さらには、「エアコンを切って出かけると、帰宅後にまた冷えるまで時間がかかってイライラします。そのために近場への外出のときには、エアコンをつけたままにしておくことが多いんです。熱中症で、体調を崩すほうがよくありませんし…」とも話していた。