関東甲信の梅雨明けも間近とみられるなか、高温多湿で気になる「カビ」について、『サン!シャイン』(フジテレビ系)が特集。

じつはカビが生えやすい意外なポイントについて取り上げ、スタジオでも驚きの声があがった。

【動画】家のなかのカビ対策

■高温多湿で気になるのが…

西日本は27日に異例の早さで梅雨明けが発表された一方、東日本や北日本ではしばらく不安定な状態が続く見込み。ただ、7月上旬には東日本でも梅雨明けになるともみられている。

気温については、連日のように各地でかなりの暑さが続いている。高温、多湿といえば、気になるのが家のなかのカビだ。

■意外な場所に驚き

浴室などカビが生えやすい場所は普段から意識して掃除する人も多いが、気付きにくいのが「リビングのカビ」。そのなかでも気をつけたいのが「観葉植物」だ。

じつは、観葉植物に使われている土のなかにはカビも生息している。腐葉土には栄養分もあるほか、植物に水をあげるために湿気があり、カビが発生しやすい環境に…。さらに、植物自体が水分を放出するため、観葉植物の周りに湿気が溜まりやすくなるという。

これには、谷原章介が「窓かと思った」と声をあげ、鈴木おさむ氏も「(窓を)開けたりとかして、湿気が溜まったり」と驚いた。

■「発生したものは死にません」

カビ取り専門業者の代表を務める、カビ取り歴23年の世良秀雄氏によると、対策としては、定期的に日光を当てて天日干しをしたり、風通しのよい場所に置いたりするとよい。

ただ、この対策はあくまでも「カビを発生しにくくするため」のものであり、世良氏は「発生したものは死にません。(カビが生えたら)土は換えた方がいい」と説明。鈴木氏は「めっちゃ大変…」と苦笑し、「めっちゃある。買ってきたのよ、観葉植物を」と頭を抱えた。

■ほかにも気をつけたい場所が

なお、観葉植物以外にリビングで気をつけたい場所について、世良氏は「エアコンのダクト」「テレビの裏」「家具の裏」を挙げる。

ダクトは冷気と室温の差で結露が発生しやすく、テレビの裏はホコリや熱が溜まりやすい。家具の裏は空気が流れず湿気が溜まることが、カビの原因になり得るという。

■家のなかのカビ対策

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ