元テレビマン・放送作家の長谷川良品さんは28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

元タレントの中居正広さんが被害者女性に送ったメールが明らかになり、その内容に「悪質さを感じる」とコメントしました。

【動画】「まるで彼女をおもちゃ扱い」と怒り

■被害者女性の友人が公開

今月27日の『NEWSポストセブン』では、<中居正広氏と被害女性との“事案後のメール”公開>として、被害者女性元フジテレビアナウンサーの友人が提供したメールのスクショが話題を呼んでいます。

今もなお、被害者女性への誹謗中傷や“失恋事案”など誤解が拡散されていることから、問題となった2023年6月2日以降のやりとりを公開することを決めたといいます。

■中居氏、会った翌日に「早いうちに…」

今年3月末に、第三者委員会による「調査報告書」には、6月3日以降は“空白の3日間”と記載されていますが、実際には中居さんは3日午前に被害者女性へ「無事帰れたかな?」などいくつかのメッセージを送っており、女性は「帰りました!」などと返信。

女性の返信を受けて「楽しかったです。早いうちにふつうのやつね。早く会おうね!」と送り、翌日にも「仕切り直しでのみましょう」と送っていることが確認できます。

■「まるで彼女をおもちゃ扱い」

中居さんの送ったメッセージに、長谷川さんは「『早いうちにふつうのやつね』というのがポイント。『普通』を強調するということは、普通ではなかったというアブノーマルを想起させてしまうざるを得ない」とコメント。

続けて「文面から感じるのは、悪びれる様子もない」「中居氏にとって、それは当たり前のことであるかのよう」「まるで彼女をおもちゃ扱いしていて、しかもそれを隠そうともしない。それだけに悪質さを感じる」と、中居さんの文章に嫌悪感をあらわにしました。

■守秘義務「解除されたらどうなんでしょうか」

今回のメッセージのやりとりの件や被害者女性への気持ちについて、中居さん側の代理人弁護士は「お答えすることは差し控えていただきます」との返答だったことに、長谷川さんは「おかしくないですかね」と指摘。

今年5月12日、中居さんの代理人弁護士は、第三者委員会に対し「中立性、公平性を欠いていると言わざるを得ない」などと反論し、回答期限を設けた上で証拠の開示を求めました

長谷川さんは「ああした質問状を送っておいて、自分に向けられた不都合な内容に対してはダンマリなんでしょうか」「守秘義務の関係で答えられなかったとしても、女性側になんらかのメッセージを出すことは可能」と話し、守秘義務について「改めて協議した上で、解除されたらどうなんでしょうか」と語りました。