
かつてベガルタ仙台、FC東京に在籍していたポーランド人GKヤクブ・スウォビィクが、2024/25シーズン限りでトルコ1部コンヤスポルを退団。フリーとなっただけに、Jリーグ復帰の可能性も含めて、同選手の去就に注目が集あまる。
現在33歳のスウォビィクはポーランド国内の複数クラブを経て、2019年7月に日本代表GKシュミット・ダニエルの後釜として仙台へ加入。来日1年目から正守護神として活躍していたが、2021シーズンのJ2降格に伴い、FC東京へ完全移籍している。
そのFC東京ではしばらく正GKとしてプレーしていたが、ピーター・クラモフスキー監督就任後は出場機会が減少。2023シーズン途中から日本代表GK野澤大志ブランドンに正守護神の座を譲ると、同シーズン限りでチームを離れている。
FC東京退団後、2024年1月からコンヤスポルでプレーしていたスウォビィク。2024/25シーズンはトルコ1部リーグ24試合の出場で38失点。クリーンシートは4試合にとどまり、2025年3月以降はコンディション不良により1試合の出場にとどまった。
2部降格ラインから勝ち点11差で残留を果たしたコンヤスポルだが、6月29日にスウォビィクの退団を公式発表。スウォビィクの去就を巡っては、ポーランド『Weszlo』が18日の時点で同国1部ラドミアク・ラドムからのオファーが報じているが、現時点でJリーグクラブからの関心やオファー等は報じられていない。
なお、スウォビィクはFC東京退団直後の2024年1月、ポーランド『slasknet』のインタビューに応じた際、将来的なJリーグ再挑戦の可能性について「再び日本へ行く可能性に関しては、完全にその道が閉ざされているわけではない」とコメントしていた。