ハリを外し足元のオケに入れて投入の準備をしていると、もうトモの人がタモ入れしている。急いで投入、タナに合わせて誘うとアタリが出た。活性が高いようで、開始1時間で4匹ゲットだ。

左舷側は入れ食い状態
しかし、調子に乗っているときこそ注意が必要だ。その後はタモ入れ寸前でバラしたり、巻き上げ途中に外れたりということを連発。焦る気持ちを抑えてじっくり誘い、落ち着いて巻き上げる。少しずつだが数を伸ばしていく。20cmほどのウリボウサイズが釣れることもあるが、小さいものはリリースしていく。
そんな状況を楽しんでいるうちにアタリがパタリと止まってしまった。タナをいろいろ探ってみるが渋い状況が続く。重野さんと「アタリが出ませんねぇ」とぼやいていると、にわかに左舷側がにぎやかになってきた。特に左舷ミヨシの人(私の後ろの人)は入れ食い状態のようだ。
それなのに私の穂先は動かない。細い仕掛けにしたり、スキンの色を変えたりと工夫するが釣果に結び付かない。コマセを使った釣りは本当に難しい。前半は良かったが、後半は数を伸ばせないまま正午の終了時間を迎えてしまった。

最終釣果
私の釣果は28~34cmのイサキ8匹。トップは21匹、皆さん同じくらい釣られたようで、ボウズはいなかった。昨年はボウズ続出だったので、今シーズンは良さそうだ。

塩焼きは脂が乗って激ウマ
また、イサキはどう調理しても当然おいしいが、定番の塩焼きは脂が乗っていて激ウマだった。やはり旬のものは違う。

イサキはこれからが本番。今シーズンは期待できそうなので、皆さんも旬のサカナを求めて出かけられてはいかが。
