これは大きなチャンスでもあります。
もちろんリアルなプロのアーティストのライブにはミュージックビデオとは異なる臨場感があり、未だに多くの人を引きつけます。例えば、生演奏や舞台のようなリアルな世界の魅力はAIには表現できないことなのかもしれません。
だから、すべてのクリエイターがAIにリプレイスされるとは思いませんが、クリエイターにとっては脅威を感じる競争相手であることは事実です。
映像や音楽だけではありません。書籍の世界でもAIに本を書いてもらえば、短時間に大量の作品を生み出すことが可能です。
もちろん、コンテンツのクオリティが伴っていなければ書籍として売れる事は無いでしょうが、的確な指示を出す能力があれば自分で書くよりも優れた作品を短期間に作り上げることができます。

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AIを脅威に思う人はAIに仕事を奪われ、AI自分がうまく使いこなすことができればAIを強い武器にすることができる。
なんとも、恐ろしい時代になったものです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年6月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。