英国の森深く、古くから「狼男」の伝説がささやかれる場所で、一枚の衝撃的な写真が撮影された。そこに写っていたのは、身長2.4mはあろうかという巨大な人影。撮影した専門家は「これは人間ではない」と断言する。果たして、これは現代に現れた本物の獣人か、それとも我々の知らない何かなのか。
伝説の森に浮かび上がった“黒い影”
この背筋が凍るような写真を撮影したのは、超常現象研究家であり作家のフィリップ・キンセラ氏(56歳)だ。彼が双子の兄弟と共に、英国ブリドリントン近郊にある「デーンズ・ダイク」と呼ばれるエリアを調査していた時のことだった。この場所は歴史的に狼男の目撃情報が後を絶たない、いわくつきの森として知られている。
フィリップ氏がスマートフォンで撮影したその写真には、丘の尾根からぬっと現れた、巨大な黒い人影がはっきりと写っている。身長は優に2.4mを超えているように見え、頭の周りには奇妙な光が漂う。驚くべきことに、フィリップ氏がシャッターを切った瞬間、彼の目にはそこには何も見えていなかったという。
「撮った時、そこには何もなかった。だからこそショックだったんだ。人々は狼男というと、映画に出てくるような毛むくじゃらで唸り声をあげる姿を想像するだろうが、時として彼らはもっと人間に近い姿で現れることがある」。フィリップ氏はそう語り、この写真に写っているものこそ伝説の獣人のリアルな姿なのかもしれないと示唆した。

「何かがおかしい」— 撮影者が感じた強烈な違和感
もちろん、この写真には懐疑的な声も上がった。「白い手袋をした、フード付きジャケットの男じゃないか?」という指摘だ。しかし、フィリップ氏はそれを一蹴する。
「冗談だろう? この影は巨大だ。隣に立つ木と比べれば、身長が8フィート(約2.4m)以上あることがわかる。顔は角張っているようにも見えるが、はっきりしない。とにかく、何かが…普通じゃないんだ」
写真を見返した時、彼は鳥肌が立ったという。「一体全体、これは何なんだ?」と。同行した別の研究者によれば、この森は「説明のつかない奇妙な雰囲気」に満ちており、夜には決して長居したくない場所だと語る。
