シャビ・アロンソ 写真:Getty Images

 レアル・マドリードはカルロ・アンチェロッティ前監督のもとで、主要タイトル無冠に終わると、6月からシャビ・アロンソ新監督に移行。現在はアメリカで開催されているクラブ・ワールドカップに参戦しており、現地時間1日にラウンド16でユベントス(イタリア1部)と対戦する予定となっている。

 そのマドリードは当初、23/24シーズンに在籍してクラブのチャンピオンズリーグ(CL)制覇やラ・リーガ優勝に貢献した元スペイン代表FWホセル(アル・ガラファ/カタール1部)のような、ポストプレーに優れているストライカーを探していると報じられていた。

 しかし、スペイン『アス』によれば、そのオペレーションはスペイン人FWゴンサロ・ガルシアの台頭でストップしているという。同選手はマドリードが求める裏への抜け出し、空中戦の強さなどの万能性を持っており、トップチームに定着するとみられている。

 マドリード下部組織出身のゴンサロは2023年にトップチームデビューを果たしたが、今季は3部相当のカスティージャを主戦場にプレーし、リーグ戦36試合で25ゴール4アシストを記録。トップチームではコパ・デル・レイでトップチーム初ゴールも記録した。

 そのなかで、迎えたクラブ・ワールドカップではフランス代表FWキリアン・ムバッペの体調不良、ブラジル代表FWエンドリックの負傷離脱でチャンスを手にすると、ここまで3試合で2ゴール1アシストと結果を残した。クラブは同選手を”新加入”選手だとみなしているようだが、ゴンサロはどのような成長曲線を描くのだろうか。