
バイエルンはバンサン・コンパニ監督のもとで、2年ぶりにブンデスリーガを制覇。現在はアメリカで開催されているクラブワールドカップに参戦しており、現地時間29日に行われたラウンド16ではフラメンゴ(ブラジル1部)に4-2の勝利を収めた。
そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、バイエルンはシュトゥットガルト(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表FWニック・ウォルトメイド(23)の獲得を標榜している模様。すでに選手本人とも2030年までの長期契約で個人合意に至っているという。
コンパニ監督やスポーツディレクターを務めるマックス・エーベル氏などのクラブ上層部はドイツ代表FWのバイエルン移籍について説得することに成功したという。レアル・マドリード(スペイン1部)などからの関心が取り沙汰されている同選手はバイエルンへの移籍のみを望んでいるようだ。
一方で、シュトゥットガルトは今季のブンデスリーガ28試合で12ゴールと大ブレイクしたウォルトメイドの慰留に尽力しており、昇給を含めた250万ユーロ(約4億2,000万円)の契約延長のオファーを提示したとのこと。しかし、同選手は今のところこのオファーを拒否しているようだ。
なお、バイエルンとシュトゥットガルトのクラブ間交渉は29日にスタートしたとのこと。バイエルンはシュツットガルトの3倍となる750万ユーロ(約12億6,000万円)のオファーを提示しているようだが、昨夏に引き抜いた日本代表DF伊藤洋輝に続いて2年連続でブンデスリーガのライバルクラブから主力選手を獲得するのだろうか。