福島で東北の遅い春の訪れを感じてみませんか?吹き渡る風はまだ冷たいですが、ぽかぽか暖かい春はもうそこまで来ています。今週は福島の花のスポットを巡る観光コースをご紹介します。全部で7ヶ所の観光スポットをドライブで巡ります。どうぞご覧ください。

目次
1.ドライブで福島の春探し!
2.ドライブ旅の行程をご紹介
3.イチゴ狩りで福島の春を満喫
4.住宅街の隣で春のお花見
5.福島の新鮮野菜でランチ
6.穴場のお花見スポットにアクセス
7.福島の梅の名所で春を感じよう!
8.神社の裏でカタクリの花を観賞
9.ドライブ旅の締めくくりはやっぱり温泉!
10.春の福島を旅しよう!

ドライブで福島の春探し!

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

いい旅してますか?今週は福島の花のスポットを巡るドライブ旅をご紹介します。今回の旅の舞台となるのは福島県郡山市です。関東以南では桜の花が咲く頃であっても福島ではまだ梅の花が満開に咲いています。豊かな自然を背景に美しい春の花が堪能できる福島は魅力満載ですね。

観光コースのスタート地点は磐越自動車道「郡山東IC」です。東北自動車道周りでも常磐自動車道周りでもアクセスしやすい便利なインターチェンジで、周辺に目立った観光スポットやレジャースポットもないため混雑もほとんどありません。でも静かに春の花を楽しむにはこのインターチェンジは外せません。

ドライブ旅の行程をご紹介

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

ここで今週のドライブ旅の行程をご紹介しておきましょう。まず最初は人気の農園で春のイチゴを味わい、花のスポットに移動してたくさんの春の花を観賞します。人気のレストランで美味しいビュッフェを食してから穴場の花のスポットにドライブして樹齢300年の老木の花を観賞します。

続いて今回のドライブ旅のメインスポットともなっている有名な花のスポットで散策を楽しみ、そのついでに近くにある穴場の花のスポットにも立ち寄ります。観光の最後は効能豊かな温泉でドライブ旅の疲れを癒します。

イチゴ狩りで福島の春を満喫

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

ふるや農園

まず始めは冬から春が旬のイチゴ狩りを堪能しましょう。ふるや農園は農畜産物を生産する企業で、豚舎ではなく一年中野外で飼育する放牧養豚による豚が有名です。こだわりの豚肉も魅力的ですが、農園が運営するイチゴ園が観光客に人気となっています。

イチゴの栽培は年間を通して行っていて、普段は栽培したイチゴを洋菓子店などへ販売していますが、冬から春の間は観光客にイチゴの収穫体験の場を提供しています。イチゴ狩りが楽しめるのは子供たちが長期休暇に入る春休みの時期から5月いっぱいまでで、期間中の営業体制はほぼ無休です。

恋いちごはおすすめの品種

ビニールハウス内は非常に広々していて、イチゴは高所栽培のため立ったまま収穫作業を行うことができます。かがみ込まずに収穫できるので楽ちんですね。イチゴ狩りは30分間食べ放題のシステムで練乳のサービスも付いてきます。練乳はおかわり自由なのが嬉しいですね。

こちらのイチゴ園では「恋いちご」というめずらしい品種が味わえます。この品種はどんな温度帯でも花芽を付けることができるため一年を通じて栽培が可能です。味や香りのよさは申し分なく、形も整っていて色艶も良好ですね。ぜひめずらしいイチゴを食べてみてください。

観光スポットのアクセス情報

ふるや農園
 

住所 福島県郡山市田村町川曲字浮内50 電話番号 024-975-2221
アクセス 磐越自動車道「郡山東IC」より25分 営業時間 10:00~15:00

住宅街の隣で春のお花見

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

花木団地

イチゴでお腹を満たした後はさっそく1ヶ所目の花のスポットを訪ねましょう。ふるや農園から15分ほどドライブして花木団地に移動しましょう。この花のスポットは観光用の施設ではなく、福島県の「花木集団産地育成事業」によって昭和45年に整備された花木の栽培地です。

しかし、綺麗な花が咲く花木がたくさん植えられているため徐々に人気が高まり、現在では郡山市以外からもお花見客が訪れるようになっています。植えられているのは春の花々で、サクラやウメやレンギョウやモクレンなどその種類は多彩ですね。春を感じるにはまさにぴったりなスポットです。

敷地内を歩いてお花見を楽しもう!

花木団地は区画がはっきりとしていて、区画と区画の間に歩くことのできる道が整備されています。25ヘクタールという広大な敷地面積を有していますが、お花見を楽しむには徒歩で散策するのがおすすめですね。時期によって花の咲く場所が移動するため、訪れた時期に花が咲いている場所を中心に散策するといいでしょう。

花木団地専用の駐車場はありませんが、団地の前の道路が非常に広いので車はそこに駐車することができます。栽培地のため植えられている花木は成木でないものが多くなっていますが、数が多いため十分に花が楽しめるに違いありません。

観光スポットのアクセス情報

花木団地
 

住所 福島県郡山市緑ヶ丘東地内 電話番号 024-924-2621
アクセス 磐越自動車道「郡山東IC」より10分

福島の新鮮野菜でランチ

ガーデンレストランサララ

春の花々を観賞したならランチタイムといきましょう。ランチは花木団地から3分ほどドライブした場所にあるビュッフェレストランでいただきます。ガーデンレストランサララは郡山市の隣の三春町にある商業施設「ブリトマート」の中にある飲食店で、鮮度抜群の野菜をふんだんに盛り込んだナチュラルビュッフェを提供しているのが特徴です。

天井が高いおしゃれで開放的な空間に全部で160もの座席がセッティングされていて、頻繁に室内を歩き回るビュッフェでも手狭な感じはまったくありません。メニューは和食が中心ですね。

食後のデザートも絶品

時間制ではないためゆっくりとランチが楽しめるのがいいですね。食卓に並ぶのは素人ではなくプロの料理人が手間暇かけてつくった料理のため、どの料理を食べても満足感があります。常時50種類の料理が食卓に並んでいて品数的にも申し分ありません。味付けもシンプルなものが多く体にも優しいので女性にも人気ですね。

食事の後に楽しむティータイムも充実していて、手づくりケーキやクッキーなどと一緒に香り高い自家焙煎のコーヒーを味わうことができます。まだ午後の部の観光があるので食べ過ぎてしまわないようくれぐれも注意しましょう。

観光スポットのアクセス情報

ガーデンレストランサララ
 

福島県田村郡三春町斎藤字仁井道348-4 電話番号 024-942-1465
営業時間 11:00~16:00 アクセス 磐越自動車道「郡山東IC」より10分

穴場のお花見スポットにアクセス

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

日和田町八丁目の八重椿

ビュッフェで満足した後は午後の部へと参りましょう。次に訪れるのは本日2ヶ所目の花のスポットです。地元市民の間でもあまり知られていない穴場のスポットで、綺麗なツバキの花を観賞することができます。日和田町八丁目とはこのスポットのある場所の正式な地名で、決して七丁目や九丁目があるというわけではありません。

「日和田町八丁目の椿」の小さな看板が立っていますが、気にしていないと通り過ぎてしまうのでぜひ見逃さないようにしましょう。ツバキの花は八重で樹齢は300年ほどといわれています。初めての人は木の大きさに驚きますね。

いろいろな角度から花を撮影してみよう!

ツバキの花の咲く時期は季節によって多少の違いはあるのもの、おおよそ4月上旬から中旬に見ごろを迎えます。赤い花をたくさん付けた巨木のツバキの木は見ごたえ抜群で、特に幹の太さには驚かされますね。ツバキの木の周囲に柵などがないため、あらゆる角度から花を眺めることができます。

穴場のスポットのため人も少なく、写真撮影にもゆっくりと時間をかけることができますね。駐車場はありませんがツバキの木の前の広い道路のわきに少しの駐車スペースが確保できるので、ドライブで訪れる場合にはそちらに車をとめるのがおすすめです。

観光スポットのアクセス情報

日和田町八丁目の八重椿
 

住所 福島県郡山市日和田町八丁目字田上 電話番号 024-954-8922
アクセス 磐越自動車道「郡山東IC」より7分

福島の梅の名所で春を感じよう!

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

梅ロード

綺麗なツバキの花を楽しんだなら、続いて今回ご紹介する観光コースの中で一番のおすすめスポットに移動しましょう。日和田町八丁目から10分ほどドライブすると本日3ヶ所目の花のスポットにアクセスできます。

梅ロードのある郡山市西田町は梅が特産品になっていて、畑で栽培した梅を使って昔ながらの製法で梅干しやカリカリ梅などを製造して販売しています。この梅を栽培する畑が福島県のお花見スポットのひとつになっていて、花の時期には福島県内から多くのお花見客がやってきます。梅の花が楽しめるのはおおよそ3月下旬から4月上旬ですね。

梅の花のバックグラウンドが素敵

このスポットの大きな魅力は遠くに見える福島の名峰「安達太良山」の景色をバックに咲く梅の花です。ちょうど梅の花の咲く時期は残雪の安達太良山が美しく見えますね。赤と白の梅の花に加え綺麗な黄色のレンギョウの花も咲き乱れます。まさに春の花の楽園といった感じですね。

畑には作業用の道がつくられているのでそこを歩きながら梅の花を観賞します。4月上旬には梅まつりも開催されるのでその時期に合わせて出かけてみるのもおすすめですね。見ごろが過ぎると同時にシダレザクラも咲くので、万が一梅がなくても楽しめるに違いありません。

観光スポットのアクセス情報

梅ロード
 

住所 福島県郡山市西田町三町目地内 電話番号 024-972-2311
アクセス 磐越自動車道「郡山東IC」より9分

神社の裏でカタクリの花を観賞

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

日枝神社 カタクリの群生地

梅ロードでお花見散策を楽しんだならついでにこちらの穴場のスポットにも立ち寄りましょう。梅ロードから2分ほどドライブするとこの花のスポットに到着します。車に乗り換えるのが面倒なら歩いてアクセスするのもおすすめです。

カタクリの花といえば紫色のうつむいた花が特徴ですね。春の訪れを告げる花のひとつですが、こちらにはそのカタクリの花が丘の斜面一面に群生して咲きます。木漏れ日が差し込む林の中に散策路が整備されていて、観光客はその散策路を歩きながらカタクリの花を観賞します。下を向いて咲くカタクリの花は健気ですね。

綺麗な水芭蕉の花も!

このスポットには樹齢500年ともいわれる「山王桜」という有名な桜の木があります。その根元付近には山から水が湧き出していて小さな水たまりとなっています。その水たまりには水芭蕉が自生していて、カタクリの花の開花に合わせるようにして白い花を咲かせます。

それほど多くの水芭蕉があるわけではありませんが、やはり春の花として存在感がありますね。水芭蕉が繁殖できるほど清らかで豊かな水を吸って育つ山王桜は、4月の中旬から綺麗な花を咲かせます。ぜひその時期にも訪れてカタクリの花と桜の花の競演を楽しんでみてください。

観光スポットのアクセス情報

日枝神社 カタクリの群生地
 

住所 福島県郡山市西田町三町目山王 電話番号 024-954-8922
アクセス 磐越自動車道「郡山東IC」より9分

ドライブ旅の締めくくりはやっぱり温泉!

みちのく霊泉 やわらぎの湯

春の花をたっぷりと楽しんだドライブ旅の最後はやはり温泉で締めくくるのがいいでしょう。とびっきり素晴らしい温泉をご紹介しましょう。梅ロードから10分ほどドライブした場所にある温泉宿です。やわらぎの湯は温泉と岩盤浴両方が堪能できる温泉施設ですが、その温泉の品質が特筆できます。

放射能元素のひとつであるラジウムを含んでいるのが特徴で、特に天然のラジウムは生物の細胞を活性化させる特別のパワーがあるため、さまざまな病に効能が期待できるとされています。オーナー自らがこの温泉のパワーを体感しているだけに説得力がありますね。

おすすめの入浴方法で温泉を満喫

温泉に含まれるラジウムの含有量が世界トップクラスとなっているため、こちらの施設では体への影響を考慮して理想的な入浴方法を提案しています。温泉と岩盤浴は一回のみの利用と一日コース、宿泊コースの3コースが用意されていて、温泉入浴は一回につき30分以内、岩盤浴は一回につき40分以内が体に負担をかけない入浴時間とされています。

一般的な温泉よりも多くの汗をかくため、ドライブ旅の最後に日帰り温泉を楽しむ場合には長湯に注意したいですね。宿泊すればより温泉の効能を享受できるに違いありません。飲泉も可能なのでぜひ試してみましょう。

観光スポットのアクセス情報

みちのく霊泉 やわらぎの湯
 

住所 福島県田村郡三春町馬場224 電話番号 0247-62-2153
営業時間 8:00~20:30 アクセス 磐越自動車道「郡山東IC」より10分

春の福島を旅しよう!

暮らし~の
出典:ライター撮影(写真=暮らし~のより引用)

今週は福島で春の花を楽しむドライブ旅をご紹介しましたがいかがでしたか?福島にドライブすれば綺麗な花々で東北の遅い春を感じることができます。ぜひ本記事を参考にして福島で春の花巡りを楽しんでみてください。

文・iiyudana/提供元・暮らし~の

【関連記事】
ランニングは食後にする?食前にする?ダイエットしてる方におすすめの時間も!
ランニングシューズの洗い方講座!気になる臭いや黒ずみを簡単に落とす方法はコレ!
夜ランニングするときのメリット・デメリットをご紹介!気をつけたい注意点も!
ランニングのペースはどれくらい?初心者におすすめのスピードや距離をご紹介!
【運動不足・ダイエットに最適】初心者のランニングの始め方!走り方や距離を解説!