
韓国1部・全北現代所属のイタリア人FWアンドレア・コンパーニョに、Jリーグ移籍の可能性がある模様。横浜FCが移籍先候補として報じられている。
現在29歳のコンパーニョは、身長195センチで右利きのストライカ-。2018年夏まで母国イタリアの複数を渡り歩くと、その後はルーマニア1部FCウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ、中国の天津津門虎FCなど海外クラブでプレー。2025年2月に天津から全北へ完全移籍し、韓国1部リーグ戦15試合の出場で8ゴールをマークしているほか、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)でも2試合の出場で2ゴールと結果を残している。
ルーマニア『sportpesurse』が6月29日に伝えたところによると、横浜FCがコンパーニョの獲得に興味を示しており、移籍金500万ユーロ(約8億5,000万円)のオファーを用意。記事では「このオファーは、(彼の去就について)検討してから最終的な答えを出すことにしていた全北を喜ばせるものだ」と綴られているが、2024年に天津へ加入した際の移籍金はわずか12万ユーロ(約2,000万円)だという。
一方、横浜FCは現在J2降格圏の19位に低迷。外国人はFWルキアン、MFユーリ・ララなど5選手を抱えているが、29日にFWミシェル・リマがプラチュワップへ完全移籍すると公式発表している。
Jリーグクラブが8億円以上という巨額の移籍金を用意する可能性は考えづらいとはいえ、かつてカターニャやトルノの下部組織でプレーしていたイタリア人ストライカ-の動向に注目が集まる。