「やらなきゃ」と思うのに、「やりたくない」のが家事。とくに仕事・育児・介護など、複数の役割を抱えている人にとって、家事は毎日の義務であると同時に、精神的な負担にもなりやすいもの。しかし近年、家電や生活グッズの進化によって、手間は大幅にカット、でも満足度はそのまま以上! というお助けアイテムが急増しています。

そこでSirabee取材班は、もう手放せない家事のお助けアイテムを聞いてみました。

■浮かすアイテム全般

「自動掃除機を部屋の中走らせるから、ある程度床の物を上にあげなきゃいけなくて。それが面倒だったけど、ダイニングチェアをテーブルに掛けられる物にしたり、あとはお風呂場のボトル類を床に置かず壁につけて浮かすタイプにしたら掃除が本当ラクになった!

床に置かないだけで全然労力が違う。我が家では家具や小物を買う基準が『浮かせられるか』になってる」(30代・女性)

■モップ付きのお掃除スリッパ

「髪の毛が長いから床に落ちると目立つってしょうがない。ウェットシートで部屋を拭くのが面倒だし、コロコロするのも億劫。で、掃除ができるスリッパがあったから買って試したら、もう手放せない。

何もしてないのに部屋の中がキレイになっていってうれしい」(20代・女性)

■多機能スライサー

「今は素晴らしいキッチンアイテムも多くて、最近のお気に入りは多機能スライサー。野菜をスライスできるのはもちろん、千切り、みじん切り、細切り、いろんな切り方がサラッとできるから料理が時短になって助かっている。

しかも、そんなにお高くないから物は試しで購入できる」(30代・女性)

家事の中で面倒くさいと感じるのは、決して怠けているからではありません。それは時間・判断・気力という見えないコストを多く払っているからです。だからこそ、便利なツールに頼ることは手抜きではなく、自分のエネルギーを正しく配分するための戦略だと言えます。

お助けアイテムが一つでも増えたら、今日も忙しいあなたの生活はもう一段階ラクになっていくはずです。

商品のデザインや仕様、価格、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。 Souce:Amazon

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳