朝、目覚ましが鳴る前に、ふと目が覚めることもあるだろう。そこで二度寝するのは危険だと理解していても、眠さには勝てない場合も。
■約9割「早く起きたのに二度寝」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女693名を対象に調査を実施したところ、「目覚ましより先に起きたのに、二度寝した経験がある」と回答した人は87.9%だった。

「あと少しだけ」と思ってまぶたを閉じた結果、気づけばギリギリの時間だったということも少なくないのかもしれない。
■仕事があるのに二度寝
仕事があるのに二度寝をしてしまった20代男性は、「目覚ましが鳴るちょっと前に起きて『余裕があるな』と思ったんですけど、少し眠いので横になったままでいました。しかしそのまま眠ってしまったようで、次に気づいたときには30分以上経っていて焦ったんです」と振り返る。
遅刻はしなかったが、「とにかく急いで起きて、会社に行く準備をしました。結果的にいつもよりも遅く起きることになったので、時間がなくてバタバタで…。なんとか遅刻はせずに済みましたが、二度寝の強さを実感した出来事でしたね」ととても焦ったようだ。
■ぐっすり寝るタイプなので
目覚ましが鳴るまで起きないタイプの20代女性は、「基本的にぐっすり眠るタイプなので、朝は目覚ましが鳴るまで寝ていることが多いですね。たまに目が覚めても無理して起きずに、アラームが鳴るまで横になって体を休めています。そのほうが、一日の調子がいい気がするんです」と語る。
よく眠れていると自覚しているようで、「目覚ましより先に起きるよりも、しばらく気づかずに寝ていることのほうが多いかもしれませんね。それだけ私は、眠りが深いタイプなのでしょう。睡眠不足を感じている人も多い中で、よく眠れる私は幸せなのかもしれませんね」と続けた。
■「勝った」と思ったのに
Xでは、「目覚ましより早く起きたのに、二度寝して寝坊するパターンがある」「目覚ましより早く起きて『勝った』って思ったけど、二度寝したら全て終わった」など、目覚ましより早く起きたのに二度寝した人の投稿が。
一方で、「休日なのに目覚ましより早起きしちゃって、二度寝もできず」「姉の目覚まし(本人出勤済み)に起こされてから、二度寝もできずだらだら過ごす休日」と休日に二度寝ができずに困ったエピソードもあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年5月3日~2025年5月6日調査対象:全国10代~60代の男女693名