「ヴィネロ」でお昼ご飯。
4ヶ月前に誕生した、イタリア料理ベースに、パリやロンドンの3つ星をはじめ世界で修業したロベルト・キュベタシェフのお料理。
焼き加減も仔牛自体の風味もマグロソースの味付けもとても洗練されたヴィッテロ・トンナートとクリームとワサビとベトラーヴの風味で楽しむマグロのクリュド(刺身)。続いて、アサリとマグロのカラスミの塩気とケールの苦味で絶妙な味付け完成させた手打ちタリアッテレと、やわらか〜なイベリコ仔豚。
最後は、レモンシャーベットにウォトカ注いだスグロッピーノで口直ししつつ、ティラミスも頬張る。イタリア万歳!
シェフのロベルトはメッシーナ出身のシシリア人。レモンジェラートたっぷりはさんだブリオッシュは、世界一のあさごはんだよね〜&メッシーナはじめ古代のローマとしシリアの関係で盛り上がる。
オーナーの一人エマニュエルは、ワインエキスパートのトスカーナ人。なんてったって牛肉、そしてさいっこうのワインだよね!で盛り上がる。
今日いただいたシシリアのワインも、風味も食感もとても芳醇ながらしゅっとしていて、とてもおいしい。
イタリア行きたいモードがますます強くなるお昼ご飯。
ちなみに、店名のヴィネーロは、ちっちゃなワイン。転じて、ちょっと一杯しようか!みたいなニュアンスだそう。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年3月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。