
プレミアリーグのアーセナルは今2025年夏の移籍市場でラ・リーガのアスレティック・ビルバオに所属するFWニコ・ウィリアムズの獲得を目指していたが交渉が進まなかった。
そんな中、UKメディア『CaughtOffside』は、アーセナルがブンデスリーガのボルシア・ドルトムント所属のFWカリム・アデイェミに関心を移したと報じている。23歳のアデイェミは欧州サッカー界でも屈指のスピードを誇り、昨2024/25シーズンの全コンペティションで12ゴール9アシストを記録している。アーセナルは攻撃の層を厚くするため、決定力と華麗なプレーで前線に予測不能性をもたらせる同選手を有力な補強候補と考えているようだ。
昨シーズンのアーセナルはFWガブリエウ・マルティネッリが期待を下回る出来に終わり、ウイングの選手層不足でローテーションが難航。アーセナルは、今2025/26シーズンにプレミアリーグ優勝とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での躍進を目指す上で、攻撃陣の質と層の強化が不可欠だ。
アデイェミにはイングランドサッカーに順応する技術があり、若さを武器にさらなる成長も期待できる。ミケル・アルテタ監督はアーセナルで多くの若手を主力に育ててきた実績があり、移籍が決まるようならば、アデイェミにとってもキャリアの大きなステップアップになることが予想される。
また、プレミアリーグのライバルであるマンチェスター・ユナイッドやチェルシーも同選手の動向を注視しているとされ、獲得競争は激化する可能性がある。