前田大然 写真:Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表FW前田大然がプレミアリーグのクラブから注目を浴びているようだ。

 前田は現在、セルティックと新契約に向けて交渉中だが、いまだ合意には至っていない。

 そして、その交渉の行方が不透明なことで他クラブにとっての隙を生み、プレミアリーグのブレントフォードが獲得に向けた動きを検討しているという。

 スコットランドメディア『Celts Are Here 』が伝えたところによると、ブレントフォードは正式オファーを出す前に前田の移籍金評価を行っている段階であり、近く入札が行われると噂されている。

 セルティックとしては攻撃の要である前田をクラブに残したい意向を持っており、ブレンダン・ロジャーズ監督は前田を得点力のある重要な選手の1人と評価しているようだ。ただ、巨額の移籍金が飛び交うことも予想される中、セルティックが最終的に決断を迫られる可能性もありそうだ。

 一方でブレントフォードの新指揮官となったキース・アンドリュース監督は今2025年夏の大型補強を計画する中で、前田を重要な補強ターゲットに据えていると伝えられている。

 さらに、トルコ1部のフェネルバフチェを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が前田の獲得に興味を示しており、フェネルバフチェが2100万ポンド(約41億円)という巨額の移籍金を提示したとも伝えられている。

 同メディアによると前田自身は「昨2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレーできたのは楽しく、自分の成長につながった。来2025/26シーズンも再びCLに挑戦したい」と語っていることを伝えており、CL出場権のないクラブに前田が移籍するかどうかは疑問が残る。