いつ起こるか分からない自然災害。もしもの備えとして、被災時に必要なものが一式セットになった「防災リュック」も登場しています。
以前『マツコの知らない世界』(TBS系)にて、防災のプロが推奨したアイテムが注目を集めました。
■防災のプロが勧める「最強の防災リュック」
昨年11月の放送にて、防災アドバイザーの高荷智也さんが数ある防災セットのなかでも「避難生活を快適に過ごすために進化」「最強の防災リュックセット」と紹介したのが、「アイリスオーヤマの防災リュック」。
リュック自体も高機能であるほか、MCのマツコ・デラックスさんは「見た目もオシャレね」と感心。
■「被災時でも眠れる環境」作るアイテム
高荷さんは「避難所に行ったときに問題になるのが、寝る場所問題なんです」「タオルや段ボールを敷いて寝るしかなく、体も心も休まらない」と話し、実際に“避難生活の初期で困ったこと”として、トイレと眠れる環境が2トップに挙がるといいます。
この問題を解消すべく、アイリスオーヤマの同商品には「非常用のエアマット」とポンプが入っているのが特徴。表面が柔らかいベロアになっていて、非常時でもふかふかの寝床を確保できます。
スタジオで体験したマツコさんは「へ~すごい! これはスゴいわ」「コレがあの中に入ってるってすごいよね」と大絶賛。
■マツコ「人数分用意しておくの大事かもね」
数ある非常用エアマットのなかでも、アイリスオーヤマの商品は「とにかく分厚いこと」が特徴だと、高荷さん。
マツコさんは「(避難所で)自分だけコレに寝れるわけでしょ、周りの方からの視線に耐えられる?」と心配しますが、高荷さんによると「最近、避難所ではこういったものを持ち込んで」いる人も多いそう。
盲点になりがちな“被災時の寝る場所問題”に、マツコさんも「これ人数分用意しておくの大事かもね」と呼びかけました。
■災害への備え「何もしてない」が約4割
ちなみに、以前Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女905名を対象に「災害への備え」に関する意識調査を実施した際、「何も備えていない」人が36.5%でした。

一方で、こうした「防災一式セット」を用意している人が24.2%いました。
地震だけでなく、台風や大雨、土砂災害、森林火災など、自宅から避難が必要になる状況は様々です。ご自身や大切な人を守るための備えをしておきたいですね。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2023年2月10日~2月12日調査対象:全国10代~60代男女905名(有効回答数)