誰かから誘われたときに、予定がなければ付き合う人も多いだろう。なかには乗り気ではない誘いでさえも受けてしまい、後悔してしまうパターンも…。
■約8割「断ればよかった予定あり」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女693名を対象に調査を実施したところ、「あのとき断っておけばよかったと思った予定がある」と答えた人は全体の82.1%にのぼった。

乗り気でなかったり疲れているなどしたりしていても、立場や状況によって断れなかった人が多いのだろう。
■先輩の誘いを断れず
先輩からの誘いを断れなくて後悔した20代男性は、「その日は前から予定が詰まっていて、就業後はかなり疲れていたんです。でも先輩から飲みの誘いがきて、断るのも申し訳なく思って『行きます』って返事してしまいました。疲れているため会話にも入れず、ずっと愛想笑いしていただけで楽しくもなくて…」と振り返る。
もっと自分を優先するべきだと思ったようで、「帰ってから、『なぜ断らなかったんだろう』と自己嫌悪になりました。先輩はいい人で悪気もないのはわかっていますが、自分の体調をもっと優先すればよかったなって思います。勇気を出して、断ることも大切ですよね」と続けた。
■自分を大事にするために
自分を大事にするために断る30代男性は、「昔は誘われると断れなくて、無理してでもスケジュールを合わせていました。しかし最近は、自分の時間やコンディションも大事にしたいと思うようになったんです。そのために、気持ち的に行けないときはきちんと断るようにしています」と語る。
無理して後悔をしたくはないようで、「今でも罪悪感は少しありますが、それ以上に後悔したくないんです。相手との関係も大切ですが、自分の気持ちを犠牲にしてまで付き合うのは本末転倒な気がします。断ることで信頼がなくなるような相手なら、それまでの関係だとも思うので…」とも話していた。