
FIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)優勝を目標に掲げる日本代表は、2025年10月にブラジル代表と対戦することがほぼ確実に。FWネイマール(サントス)との再戦が期待される。
ブラジル代表の試合日程を巡っては、米メディア『ESPN』が5月末に「10月、11月の国際Aマッチデーでアジア、欧州遠征を行う」「日本代表との対戦がより現実的であり、すでに交渉が進んでいる可能性もある」と報道。両国サッカー協会間の交渉を伝えているが、日本サッカー協会(JFA)からの働きかけがあったという。
北中米W杯を見据えた上でマッチメイクを望む声が上がるなか、海外メディア『フットボールアジアン』は6月28日、東アジア、南米諸国の代表戦スケジュールを特集。「10月の国際Aマッチデーは、アジアの強豪チームにとって重要なテスト期間になる」とした上で、日本と韓国について「同じ国際試合のスケジュールを調整している。両国は10月10日と14日に、パラグアイとブラジルと交互に対戦する予定だという。パラグアイとの対戦は決定し、ブラジルとの対戦は交渉の最終段階に入っている」と伝えた。
また、イタリア人ジャーナリストのダニーロ氏は、『フットボールアジアン』の報道を引用した上で、「ブラジルと日本の親善試合が10月14日に開催されることが決まった」と報道。およそ3年ぶりとなるリベンジマッチが実現するようだ。
日本は過去にブラジルと13度対戦して2分11敗。直近では2022年6月のキリンチャレンジカップで対戦しており、この時はブラジルがネイマールのゴールにより、1-0で勝利。FW古橋亨梧、FW伊東純也、MF遠藤航、DF長友佑都らがスタメン出場していた。ネイマールと長友、DF板倉滉らが再戦する可能性も考えられる。
7月にE-1選手権が控えている森保ジャパンは、9月の国際Aマッチデーでメキシコ代表、アメリカ代表と対戦することが決まっている。ポット2入りに向けてのFIFAランキングポイント上積みが求められるなか、強豪国相手と互角以上の戦いを見せたいところだ。