
ジュビロ磐田は6月28日開催の明治安田J2リーグ第21節でベガルタ仙台と対戦。試合後、磐田のサポーターとみられるSNSユーザーが自身の一部投稿について、クラブから削除の要請を受けていたことを明かしている。
当該SNSユーザーは試合中に「街ごと波にのまれて流されるよ」(原文ママ)と投稿。不適切等との指摘が多く寄せられると、28日深夜に「ジュビロ磐田から削除の要請が来たので件のポストは削除いたしました」と報告。その上で、「魚拓的にスクショをリプしていく人もいるかと思いますし、まだまだ僕に対しての批判、誹謗中傷や侮辱をしたい方もいらっしゃると思います」「自己の責任でこちらへどうぞ」と綴っている。
一方、磐田は仙台戦後に声明を発表。「磐田のサポーターとみられるアカウントによる、極めて不適切な投稿が確認された」と報告した上で、「当該投稿は、ベガルタ仙台、そのファン・サポーターおよび被災地の皆様を著しく傷つける内容であり、決して許されるものではありません」と批判している。
その上で、「ジュビロ磐田は、いかなる差別的・侮辱的な言動も断じて容認せず、サッカーファミリーの一員として『リスペクト』の精神を重んじています。現在、当該アカウントの確認を進めており、クラブとして厳正に対処してまいります」と、今後の対応についてもアナウンスした。
ヤマハスタジアム開催の磐田対仙台は、「人権サポーターマッチ」として開催。親子を対象に、50組100名の無料観戦招待を実施したほか、人権サポーターマッチオリジナルステッカーシールを先着2,000名にプレゼント。人権イメージキャラクターの「人KENまもる君・人KENあゆみちゃん」がピッチに登場していた。