
ブラジル人FWミカエル・ドカに、オーストラリア1部セントラル・コースト・マリナーズ退団の可能性が浮上。ヴァンフォーレ甲府移籍の可能性もあわせて報じられている。
現在25歳のドカは、身長170センチで右利きのウインガー。ブラジル1部サントスのセカンドチームからの期限付き移籍を繰り返す中、2023年8月にマリナーズへ加入。海外挑戦1年目の2023/24シーズンからオーストラリア1部リーグ戦で2ゴール7アシストを挙げるなど、右サイドバックや右ウイングでレギュラーに定着。2024/25シーズンはリーグ戦26試合の出場で3ゴール7アシスト。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でも7試合の出場で2ゴールと結果を残し、ヴィッセル神戸戦では1アシストをマークしていた。
マリナーズ加入1年目にリーグ優勝、AFCカップ制覇を成し遂げたドカだが、オーストラリアのサッカー情報を扱う『Futbol Australia』は6月28日に「マリナーズとオーストラリアサッカー界にとって、悪いニュースだ。ドカが2年でマリナーズを去る」とリポート。ブラジル人アタッカーの退団にくわえて、同選手の新天地が甲府である可能性を伝えている。
また、ドカや同選手の妻は28日の時点でいずれも甲府の公式インスタグラムアカウントをフォロー。SNSでの情報をもとに、一部から甲府移籍を予想する声が上がるなど、ドカの去就に注目が集まっている。
なお、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ドカとマリナーズの契約期間は2027年6月まで。同選手のエージェントである『R13 Fussball』は、MFマテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎)、FWカルリーニョス(ジェフユナイテッド千葉)、MFヴァウ・ソアレス(甲府)ら複数の外国人Jリーガーを顧客に持っている。